日経新聞 クロスワードの答え(2026年11月8日)

日経新聞(日曜版)クロスワードの答え

2026年11月8日発行の『NIKKEI The STYLE』に掲載された、日経新聞(日曜版)のクロスワードの答えです。

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日経新聞 クロスワード 答え一覧

「タテ・ヨコ一覧表」です。すべてのカギの答えをどうぞ。

ヨコのカギタテのカギ
1 アリスタルコス1 アマエ
2 マージナル4 キウイ
3 エド7 リードオフマン
4 キフ9 スジ
5 ウマナメテ10 ナシ
6 インシ11 タナベハジメ
8 オマハ14 ルルー
12 ベーコン15 オテコ
13 ジオイド17 コウイ
16 コッカ18 スジン
19 ドウカ

難問トリビア

タテのカギ

地動説の先駆者である、古代ギリシャの天文学者

アリスタルコス

紀元前に地動説を唱えたものの、世間には全く理解されなかった不遇の天才。職場で画期的な業務改善案を出しても「前例がないから」と上司に即座に握り潰される、現代の若手社員と同じ悲哀を味わった。

民族・文化などいずれの集団にも属さない、○○○○○・マン

マージナル(マージナル・マン)

複数の集団の境界に位置し、どちらにも属しきれない人のこと。現代のオフィスにおいては、経営陣からは現場の責任を問われ、部下からは不満をぶつけられる「中間管理職」という哀しき境界人が大量発生している。

1457年に太田道灌が築いた、○○城

エド(江戸城)

のちに徳川幕府の拠点となった名城。現代では「お城のようなマイホーム」を夢見て35年ローンを組んだものの、定年まで銀行の人質となって働き続けるサラリーマンが多数籠城している。

フランス・ソーテルヌ地方が有名な、甘口の○○ワイン

キフ(貴腐)

特殊な菌が付着したブドウから造られる極甘口の最高級ワイン。「腐っても鯛」ならぬ「腐っても高級」という、何をしても許される上級国民のようなチート属性を持ったお酒。

馬を並べて手綱をたぐる意。地名「たか」にかかる枕詞(まくらことば)

ウマナメテ(馬並めて)

地名「たか」などにかかる古代の風雅な枕詞。現代で「馬を並べる」といえば競馬場のパドックであり、赤ペンを耳に挟んだ大人たちが週末のロマン(と生活費)を賭けて血眼になる場所である。

米国独立の契機の一つとなった、1765年の○○○法

インシ(印紙)

イギリスが植民地アメリカに課し、激しい反発から独立戦争の引き金となった法律。現代の日本でも、高額な領収書に収入印紙を貼るたびに、経理担当者の心の中で小さな独立戦争が起きている。

世界的投資家ウォーレン・バフェットの異名「○○○の賢人」

オマハ

投資の神様ウォーレン・バフェットの異名。彼の名言を読んで投資を始めた素人が、ちょっと相場が暴落しただけで賢人どころかパニックを起こして狼狽売りするまでがテンプレ。

「知は力なり」で知られる政治家・哲学者、フランシス・○○○○

ベーコン

「知は力なり」の名言で知られるイギリスの哲学者。しかし疲労困憊の現代人にとっては、小難しい哲学の知識よりも、カリカリに焼いた肉のベーコンの方がよっぽど生きる力になる。

地球重力の方向に垂直で、かつ平均海水面とほぼ一致する曲面

ジオイド

平均海水面を陸地にも延長したと仮定した地球の形状。こんな複雑な言葉を知っていても日常生活では全く役に立たず、クイズ番組の視聴中くらいしか家族にドヤ顔を披露するチャンスがない。

紀元前375年頃に成立、全10巻から成るプラトンの対話篇(へん)の一つ

コッカ(国家)

哲人政治などを論じたプラトンの大作。理想の国家について壮大に語られているが、日々の税金と物価高に苦しむ我々が求めているのは、小難しい哲学よりも手取りを増やしてくれる現実の国家である。

ヨコのカギ

1971年刊。土居健郎による日本人論、「『○○○』の構造」

アマエ(甘え)

日本人の心理を鋭く分析した名著。部下のミスには「甘えだ!」と激怒するくせに、自分の経費精算のルーズさにはとことん甘い上司の構造もぜひ分析してほしい。

ニュージーランド・ドルの異称でもある、同国の国鳥

キウイ

飛べない鳥であり、フルーツであり、通貨の愛称でもある。一人でいくつもの役割を背負わされる、現代のマルチタスクな会社員を体現しているかのような忙しい存在。

野球で1番打者のこと

リードオフマン

チームに勢いをつける重要な1番打者。会議で最初に発言させられる「斬り込み隊長」の若手社員が負う重圧と、スベった時のあの恐ろしい静寂は異常。

関西では牛肉、関束では魚肉が使われる、おでんのネタ

スジ(筋)

じっくり煮込むと美味しいおでんの定番。味が染みるまで時間がかかるが、職場の面倒な人間関係で「筋」を通すのはもっと時間がかかって骨が折れる。

縁起を担いで「有りの実」といわれる果物

ナシ(梨)

「無し」に通じるのを忌み嫌い、「有りの実」と言い換えた昔の人の知恵。しかし現代では、ボーナス「無し」をどうポジティブに言い換えても口座の残高は増えない。

西田幾多郎の影響を受け「絶対弁証法」を構想、その後「種の論理」を提唱して独自の立場を展開した、京都学派を代表する哲学者

タナベハジメ(田辺元)

「種の論理」で知られる日本を代表する哲学者。難解な論理を構築したが、現代のオフィスで最も猛威を振るっているのは、偉い人が理不尽に振りかざす「俺の論理」である。

「黄色い部屋の秘密」などで知られるフランスの推理作家

ルルー(ガストン・ルルー)

密室ミステリーの金字塔を打ち立てた巨匠。しかし現代の最大のミステリーは、誰もいないはずの給湯室から聞こえてくる同僚の生々しい愚痴である。

大名お抱えの火消し人足のこと

オテコ

江戸時代、大名に雇われていた専属のファイヤーファイター。現代のオフィスにも、上司のSNSでの炎上発言や取引先での失言を必死に揉み消す「お抱え火消し」の部下が多数存在する。

平安時代の後宮で、女御に次ぐ女官

コウイ(更衣)

光源氏の母・桐壺更衣でも知られる身分。平安時代は雅な愛憎劇の舞台だったが、現代の「更衣(室)」といえば、制服に着替えながら繰り広げられる職場のドロドロとした派閥争いの最前線である。

第10代に数えられる記紀伝承上の天皇、○○○天皇

スジン(崇神天皇)

「初めて国を治めた」とも称される古代の天皇。偉大な功績だが、現代で初めて大型プロジェクトのリーダーを任された若手が直面するのは、古代の国造り以上のカオスである。

江戸川乱歩のデビュー作、「二銭○○○」

ドウカ(銅貨)

日本探偵小説の幕開けを飾った記念碑的作品。当時は二銭でも事件の重要な鍵になったが、今の時代、二銭(0.02円)ではスーパーのレジ袋すら買えないという切実なインフレの現実を突きつけてくる。


また来週!

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※ 日本経済新聞日曜版のクロスワードを元に、答えと解説をまとめています。問題文は新聞紙面をそのまま転載したものではなく、内容を要約・再構成したものです。

出典:日本経済新聞
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